スウィート・ムービー

デュシャンマカヴェイエフ作のとんでもない糞映画(比喩ではない)。が、この映画で使われている音楽が秀逸。20年ほど前に初めて見て以来ずっと記憶に残っていて、10年ほど前、ギリシャのサイトからサントラ版が通販で買えることに気がついて購入。なかでも「野原の子供達」は気に入って普段から歌っている。歌詞がギリシア語でよくわからないのが残念だが、まあそのへんは適当に雰囲気で。

どんな映画だったか確認しようとレンタルで借りてきたのだが、途中で見るのが面倒になってやめてしまった。映画館だとよほどの駄作でないかぎりは最後まで見るので、こういうカルトムービーによる意識の変容まできっちり味わえる。それもひとつの映画的体験、というものかもしれない。